AI時代、『立ち位置が弱くなる人』は何が起きているのか|定点観測 【0047】

CredLayer|定点観測

現象の観測|整っているのに印象に残らない発信

発信を続けている中で、

量もあり、内容も整っているのに、
なぜか印象に残らない場合がある。

一つ一つの記事はしっかりしている。
分かりやすく、丁寧に書かれている。

それでも、

この人は何をしている人なのか
どういう視点を持っているのか

が見えにくい。

また、

発信の方向が少しずつ変わっていき、
最初に何をしていたのか分かりにくくなることもある。

このとき感じるのは、

立ち位置が弱くなっている状態

である。

では、何が起きているのか。

なぜ起きるのか(構造)|選択と視点が分離している

この状態を見ていくと、

「選択」と「視点」が分離している

ように見える。

例えば、

その場ごとに求められているテーマを選び、
分かりやすい形で発信している場合、

一つ一つの内容は整う。

しかし、

その中に「どう見ているか」が含まれていないと、

発信はつながらない。

また、

反応の良い内容に寄せ続けると、
選択は評価に引っ張られる。

このとき、

選択はあるが、軸が見えない状態

になる。

ここで起きているのは、

発信が“点”として存在し、
流れとしてつながっていない

という状態である。

平面と立体の違い|点としての発信と流れのある発信

平面では、

一つ一つの発信が独立している。

その場で役に立つかどうか、
分かりやすいかどうか。

これで評価される。

この場合、

短期的には反応が得られることもある。

しかし、

発信同士がつながらないため、
全体としての印象は残りにくい。

一方、立体では、

発信が時間の中でつながる。

過去の発信と現在の発信が重なり、
そこに一つの流れが見える。

ここでは、

何を書いたかだけでなく、
どう見ているのか

が重要になる。

この違いによって、

立ち位置の強さに差が生まれる。

立ち位置に回収|視点が見えないと積み上がらない

では、立ち位置が弱くなるとはどういうことか。

ここで一つの視点がある。

それは、

「視点が見えなくなっている状態」

である。

情報はある。
内容も整っている。

しかし、

その人が何を見ているのか、
何を大切にしているのか

が見えない。

このとき、

発信は存在していても、
積み上がっていない状態になる。

また、

評価に合わせて方向を変え続けると、

選択はあるが、
基準が外にある状態になる。

ここで感じるのは、

立ち位置が弱くなるのは、

能力の問題ではなく、
視点と選択がつながっていない状態

なのではないか、ということである。

私自身も発信を続ける中で、

うまく書こうとしたときや、
反応を意識しすぎたときの方が、

後からつながりにくくなる感覚を持ったことがあった。

結論は断定しない|立ち位置はなぜ弱くなるのか

立ち位置が弱くなる原因を一つに定めることは難しい。

ただ観測していると、

視点が見えない発信や、
評価に寄りすぎた選択は、

積み上がりを弱くする傾向があるように感じられる。

その中で、

何を選び、
どう見ているのか

この2つがつながっているかどうかが、

立ち位置に影響しているのかもしれない。

発信があるかどうかではなく、
つながっているかどうか。

その違いが、

少しずつ形として現れているように感じられる。

もう少し、この流れを観測してみたいと思う。