AI時代、『立ち位置が強くなる人』は何が違うのか|定点観測 【0046】

CredLayer|定点観測

現象の観測|同じ発信でも印象に差が出る

同じように発信を続けているように見えても、

時間が経つと、立ち位置がはっきりしてくる人と、
そうでない人がいる。

内容は整っている。
発信の量も変わらない。

それでも、

この人はこういう人だと分かる場合と、
何をしている人か分かりにくい場合がある。

この違いはどこから生まれているのか。

立ち位置が『強くなる』とは、どういう状態なのか。

なぜ起きるのか(構造)|選択と視点の重なり方の違い

この違いを見ていくと、

「選択」と「視点」の重なり方に差がある

ように見える。

発信の内容やテーマは似ていても、

そこにある視点が異なる。

例えば、

同じ出来事について書いていても、

ただ情報をまとめている場合と、
そこに自分の考えや違和感が含まれている場合では、

受け取られ方が変わる。

また、

テーマが同じでも、

毎回違う切り口で発信している人と、
似たような構成を繰り返している人では、

全体としての印象が変わる。

ここで見えてくるのは、

立ち位置は『何を書いているか』だけでなく、
『どう見ているか』によって強くなる

という点である。

平面と立体の違い|点としての発信と流れとしての発信

平面では、

一つ一つの発信がそのまま評価される。

内容が良いかどうか。
分かりやすいかどうか。

この場合、発信は“点”として見られる。

一方、立体では、

発信が時間の中でつながる。

過去の発信と現在の発信が重なり、
そこに一つの流れが見えてくる。

例えば、

同じテーマについて書き続けている場合でも、

その人の視点が一貫していると、
全体として一つの方向が見える。

ここで重要なのは、

視点が積み上がることで、
発信が“線”や“面”として見えるようになる

という点である。

立ち位置に回収|視点が積み上がると強くなる

では、立ち位置が強くなるとはどういうことか。

ここで一つの視点がある。

それは、

「自分の視点が積み上がっているか」

という問いである。

情報を発信することはできる。
整った文章を書くこともできる。

しかし、

何をどう見ているのかが見えない場合、
積み上がりは弱くなる。

一方で、

自分の感じたことや考え方が含まれている場合、
発信は少しずつつながっていく。

ここで感じるのは、

立ち位置が強くなる人は、

視点を変えずに続けているのではなく、
視点を持ったまま変化している

ということである。

私自身も発信を続ける中で、

うまく書こうとしたときよりも、
自分の考えをそのまま書いたときの方が、

後からつながる感覚を持つことがあった。

結論は断定しない|立ち位置はどう強くなるのか

立ち位置が強くなる条件を一つに定めることは難しい。

ただ観測していると、

発信の量や技術だけでなく、

どのような視点で見ているのか

が、積み上がりに影響しているように感じられる。

その中で、

何を選び、
どう見ているのか

この2つが重なることで、

立ち位置は少しずつ強くなっていくのかもしれない。

外から作るものではなく、
内側から積み上がるものとして。

もう少し、この流れを観測してみたいと思う。