AI時代、『立ち位置を決める基準』は何か|定点観測 【0044】

CredLayer|定点観測

現象の観測|選び方によって方向が変わる

ここまで見てきた中で、
立ち位置は選択の積み重ねとして形づくられていくものとして見えてきた。

しかしここで、もう一つの問いが出てくる。

何を基準に選べばいいのか

である。

同じように発信していても、

続けられる人と、迷いが増える人がいる。
方向が見える人と、ズレていく人がいる。

その違いはどこにあるのか。

発信の量や技術ではなく、

選び方そのものに違いがある

ようにも感じられる。

なぜ起きるのか(構造)|基準の置き方の違い

この違いの背景には、

基準の置き方の違い

がある。

選択をするとき、

外に基準を置くのか、
内に基準を置くのか。

この違いによって、方向は変わる。

例えば、

反応の多さを基準にする場合、
評価に合わせて選択が変わる。

流行や周囲の動きを基準にする場合、
その都度方向が変わる。

一方で、

自分の中のテーマや関心を基準にする場合、
選択はつながりやすくなる。

ここで見えてくるのは、

立ち位置は「何を基準にしているか」によって形づくられる

ということである。

平面と立体の違い|その場の基準と積み上がる基準

平面では、

その場の基準で選択が行われる。

反応が良いかどうか。
今、必要とされているかどうか。

この場合、短期的には判断しやすい。

しかし、

基準が変わると、方向も変わる。

一方、立体では、

時間の中で基準が積み重なる。

過去の選択と現在の選択がつながり、
そこに一つの軸が生まれる。

例えば、

同じテーマに関心を持ち続けている場合、
選択は自然とつながっていく。

ここで見えてくるのは、

基準は一つの判断ではなく、
積み上げの中で強くなる

という点である。

立ち位置に回収|何を積み上げたいのかという問い

では、立ち位置を決める基準は何か。

ここで一つの視点がある。

それは、

「何を積み上げたいのか」

という問いである。

評価を積み上げたいのか。
経験を積み上げたいのか。
視点を積み上げたいのか。

この違いによって、

選択の方向は変わる。

例えば、

評価を基準にすると、
その場ごとの最適解を選びやすくなる。

一方で、

視点やテーマを基準にすると、
選択はつながりやすくなる。

私自身も発信を続ける中で、

何を積み上げたいのかを意識したときの方が、
迷いが少なくなったように感じる。

ここで思うのは、

立ち位置は外から与えられるものではなく、
基準の置き方によって形づくられていくもの

なのではないか、ということである。

結論は断定しない|基準はどこに置くべきか

立ち位置を決める基準が一つに定まるとは言い切れない。

人によって大切にするものは異なる。

ただ観測していると、

外の評価を基準にする場合と、
内側のテーマを基準にする場合では、

積み上がり方に違いが出てくるように感じられる。

その中で、

何を基準に選び続けるのか

が、立ち位置に影響しているのかもしれない。

迷いがあるときほど、

どこに基準を置いているのか

を見直すことが、

一つのヒントになるように感じている。