AI時代、立ち位置はなぜズレるのか|定点観測 【0042】

CredLayer|定点観測

現象の観測|発信の方向が少しずつズレていく感覚

発信を続けていると、最初に考えていた方向と、少しずつズレていく感覚を持つことがある。

同じテーマで始めたはずなのに、
気づけば違う内容になっている。

最初はこういうことを書こうと思っていたのに、
途中から別の方向に進んでいる。

このような変化は、多くの場面で見られる。

発信の量が増え、反応が見えやすくなった今、

この「ズレ」は以前よりも起きやすくなっているようにも感じる。

ではなぜ、立ち位置はズレていくのか。

なぜ起きるのか(構造)|評価と選択が混ざる

このズレの背景には、

「評価」と「選択」が混ざる構造

がある。

発信をすると、何らかの反応が返ってくる。

読まれたかどうか。
反応があったかどうか。
共感されたかどうか。

これらはすべて「評価」として見える。

一方で、

何を書くか
どのテーマを選ぶか
どう続けるか

は「選択」である。

本来、この2つは別のものである。

しかし、

評価を見ながら選択を変えていくと、

少しずつ方向が変わっていく。

例えば、

反応の良いテーマに寄せていく。
読まれやすい内容に変えていく。

一つ一つは小さな変化だが、

積み重なると、最初の位置からズレていく。

平面と立体の違い|短期の反応と長期の流れ

このズレも、平面と立体で見ると分かりやすい。

平面では、

一つ一つの発信ごとに判断が行われる。

その場での反応を見て、次を決める。

この場合、短期的にはうまくいくこともある。

しかし、

全体としての流れは見えにくくなる。

一方、立体では、

時間の中での積み上がりが見える。

過去の発信と現在がつながり、
そこに一つの方向が生まれる。

このとき、

一時的な評価に左右されすぎると、

流れが崩れる。

ここで見えてくるのは、

ズレは単発ではなく、
積み重ねの中で起きる

という点である。

立ち位置に回収|自分で決められる側に立つ

では、どうすれば立ち位置はズレにくくなるのか。

ここで一つの視点がある。

それは、

「自分で決められる側に立っているか」

という問いである。

評価を見て方向を変えるのか。
それとも、自分の選択を軸に続けるのか。

この違いが、ズレに影響する。

例えば、

毎回の反応を見てテーマを変える場合、
立ち位置は安定しにくい。

一方で、

自分の中のテーマを持ち、
そこから発信を続けている場合、

多少の揺れはあっても、
大きくズレることは少ない。

私自身も発信を続ける中で、

反応に合わせて変えていた時期よりも、
テーマを意識して積み上げているときの方が、

流れが見えやすくなったように感じる。

結論は断定しない|ズレはどこから生まれるのか

立ち位置がズレること自体が悪いとは言い切れない。

変化の中で、新しい方向が見えてくることもある。

ただ観測していると、

評価と選択が混ざることで、
意図しないズレが生まれる

という傾向は感じられる。

その中で、

何を基準に選んでいるのか

が重要になる。

評価なのか、選択なのか。

この違いが、

立ち位置の安定に影響しているのかもしれない。

もう少し、この流れを観測してみたいと思う。