現象の観測|発信の方向が少しずつズレていく感覚
発信を続けていると、最初に考えていた方向と、少しずつズレていく感覚を持つことがある。
同じテーマで始めたはずなのに、
気づけば違う内容になっている。
最初はこういうことを書こうと思っていたのに、
途中から別の方向に進んでいる。
このような変化は、多くの場面で見られる。
発信の量が増え、反応が見えやすくなった今、
この「ズレ」は以前よりも起きやすくなっているようにも感じる。
ではなぜ、立ち位置はズレていくのか。
なぜ起きるのか(構造)|評価と選択が混ざる
このズレの背景には、
「評価」と「選択」が混ざる構造
がある。
発信をすると、何らかの反応が返ってくる。
読まれたかどうか。
反応があったかどうか。
共感されたかどうか。
これらはすべて「評価」として見える。
一方で、
何を書くか
どのテーマを選ぶか
どう続けるか
は「選択」である。
本来、この2つは別のものである。
しかし、
評価を見ながら選択を変えていくと、
少しずつ方向が変わっていく。
例えば、
反応の良いテーマに寄せていく。
読まれやすい内容に変えていく。
一つ一つは小さな変化だが、
積み重なると、最初の位置からズレていく。
平面と立体の違い|短期の反応と長期の流れ
このズレも、平面と立体で見ると分かりやすい。
平面では、
一つ一つの発信ごとに判断が行われる。
その場での反応を見て、次を決める。
この場合、短期的にはうまくいくこともある。
しかし、
全体としての流れは見えにくくなる。
一方、立体では、
時間の中での積み上がりが見える。
過去の発信と現在がつながり、
そこに一つの方向が生まれる。
このとき、
一時的な評価に左右されすぎると、
流れが崩れる。
ここで見えてくるのは、
ズレは単発ではなく、
積み重ねの中で起きる
という点である。
立ち位置に回収|自分で決められる側に立つ
では、どうすれば立ち位置はズレにくくなるのか。
ここで一つの視点がある。
それは、
「自分で決められる側に立っているか」
という問いである。
評価を見て方向を変えるのか。
それとも、自分の選択を軸に続けるのか。
この違いが、ズレに影響する。
例えば、
毎回の反応を見てテーマを変える場合、
立ち位置は安定しにくい。
一方で、
自分の中のテーマを持ち、
そこから発信を続けている場合、
多少の揺れはあっても、
大きくズレることは少ない。
私自身も発信を続ける中で、
反応に合わせて変えていた時期よりも、
テーマを意識して積み上げているときの方が、
流れが見えやすくなったように感じる。
結論は断定しない|ズレはどこから生まれるのか
立ち位置がズレること自体が悪いとは言い切れない。
変化の中で、新しい方向が見えてくることもある。
ただ観測していると、
評価と選択が混ざることで、
意図しないズレが生まれる
という傾向は感じられる。
その中で、
何を基準に選んでいるのか
が重要になる。
評価なのか、選択なのか。
この違いが、
立ち位置の安定に影響しているのかもしれない。
もう少し、この流れを観測してみたいと思う。
